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しい理解の増進を図」り、「我が国の政策の実状について諸外国国民の理解増進を図る」ことを掲げ、また、領事関連事務の情報化として、旅券や査証の発給を情報化によって効率化、迅速化を図るとしている。

取組状況で現在、行政情報を電子的に提供している主なシステムは以下のとおり。

・インターネットホームページの開設・運用

・商用パソコン通信ネットワークの利用

・白書のCD−ROM化

パソコン通信ネットワークでは会員制の情報提供システムとして「海外安全ネットワーク」を提供しており、世界120の国・地域の安全のための最新情報をオンラインで提供している。この中には渡航自粛勧告が出されている国や多発している犯罪の手口等が全てデータベース化されている。また、これらの情報は「国別・海外安全情報ファックスサービス」でファックスで取り出すことも可能である。さらに、外務省邦人保護課海外安全相談センターには、はじめての人でも簡単に扱えるタッチパネルの「海外安全情報検索機」が設置されセンターへの来訪者が、自分で検索し印刷入手できるようになっている。

インターネットホームページは「外務省バーチャルハウス」という仮想建物を訪れるという趣向を凝らしたものに仕上がっており、初心者でも操作しやすいよう配慮がなされている。内容は外務省の紹介から各種お知らせ、外交青書第一分冊の内容等が中心である。ホームページに関する感想を求めるためにメールボックスも用意され容易にメールが出せるようになっている。

 

(11) 大蔵省

人蔵省では「行政情報化基本計画」を踏まえ、平成7年8月2日に「大蔵省行政情報化推進計画」を策定し、その理念の中で「国民のニーズに即した行政事務・行政サービス体系の確立等のための重要な手段」として位置付け、行政の情報化を総合的・計画的に推進しているところである。計画の中では、行政サービスの高度化の観点から、公開可能な情報の提供システムの整備・充実及び各種申請・届出手続の電子化を進めるとしている。

?@ 行政情報の電子的提供の取組

・インターネットホームページの開設・運用

 

 

 

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